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iMacのメモリ増設をやってみた |
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管理人は7000系(7200とか7300、7500、7600など)、8000系(8500とか8600)、現行型のG3・G4筐体は何度も空けたり、バラしたりしたことはあるのですが、iMacだけは中身を拝んだことがありませんでした。 所有もしていないし、管理人の周りでiMacを持っているような人は、買った後でメモリ増設などの改造をする人ではなかったので、そういう機会にも巡り会わなかったからです。 今回、ある知り合いから「iMacのメモリ増設を、メモリの購入から取付まで、お願い」と頼まれてしまい、口では「めんどくさい〜」と言いながら、内心「これは楽しそ〜」とワクワクしながら引き受けたのでした・・・。 |
まず使えるメモリを調べなきゃね! 預かったのはモデルチェンジをして5色になった直後のiMacです。 このモデル以前と、このあとに発売される「DV iMac」では使用するメモリ・モジュールの種類が違うので注意が必要です。 しかも、初代(ボンダイブルー)から5色iMacまでは、2スロットある内の1スロットにメモリ・モジュールの高さ制限があって1.05インチのものしか使えません。(片方は2インチでもOK) 預かったiMacは、標準の32MB(こっちは1.05インチサイズ)に加えて、購入時に128MB(こっちは2インチサイズ)が増設されていましたが、「最大限にメモリを積みたい」という希望だったので、それに沿って発注するメモリを選ぶことにしました。 いつもなら馴染みのマック屋さんに注文するのですが、今回は時間とお金を節約するために、これまたいつもの「ミスミ・Multi-Bits」さんで購入してみることにしました。 カタログを見てみると、256MBのメモリは2インチサイズのものしかなく、1.05インチサイズでは128MBが最高値だったのでこれを1枚づつ注文することにしました。 元が32MB+128MBで合計160MBですから、トータルで224MBもメモリ容量が増えることになります。 (←iMacのくせに贅沢すぎ!) トランセンド製とアドテック製の2種類がカタログに載っていましたが、最大で6割!も値段が違うので、値段の安いトランセンド製をチョイス。 永久補償もついているので少々のことは大丈夫のハズです。これを発注しました。 |
メモリー到着!ところが・・・ 商品が届いて、問題発覚!ミスミさんの商品はいつも代引きで受け取っているのですが、合計11,000円くらいのつもりで頼んだはずが、請求金額はなんと20,000円!! いや、管理人も悪かったのです。 ミスミに確認してみると、どうやらカタログ掲載時よりもメモリの価格が高騰しているらしく、現在の販売価格でいくとこの価格になるらしい。 カタログに「最新価格を確認して注文してください」と書かれているのに確認もせず、ミスミ側も受注確認の電話時に価格に変動があったことを言い忘れるという、2つのミスが重なってこのようなことになってしまった訳です。 まぁ、相場価格が上がってしまったのですから仕方ありませんが、こちらも注意すれば良かったと反省・・・。 皆さんも気を付けましょう!! |
1. 過去に専門誌の特集ページで見た分解図を思い出しながら(?) 適当にバラし始めます・・・。 ブラウン管を下にしてiMacの底面が見えるようにします。 この時ブラウン管の下には柔らかい物を敷いていた方が良いと思います。 (管理人はホットカーペット(カバー)の上で作業しました) |
2. 底面にあるハンドルの真ん中にビスが1本ありますので、コレを緩めます。 ビスが外れたら、ハンドルを起こして、やや上方斜め方向にゆっくり引っ張ります。 |
3. すると底面の約2/3位のプラスチックカバーが「ポコッ」と外れるはずです。 |
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4. 次にコネクターを3本外します。 一番大きなモニター用のコネクターのネジはドライバーで回したほうが外れやすいと思います。 他の2つはストッパーが付いているので、 これらをツメの先や指の腹で押さえながら引っ張ると外れます。 |
5. ロジックボード、ハードディスク、CD-ROMドライブなどが納められたトレーを本体から分離させるために、ビスを2本外します。 乳白色のプラ部品が取っ手状になった部分にあります。 (写真のドライバーが当たっている部分と、その左側の2箇所) ビスが外れたら、取っ手を持って上に引き上げると「ズルッ」とユニットが抜けます。 |
6. ユニットを抜いた後の本体と、ユニットに注目! ユニット側に4つのツメと、本体側にツメを引っかける溝が確認できるはずです。 再組立するときに、このツメと溝が合っていないと、 ユニットがちゃんとはまらないので注意してください。(ケーブル類の巻き込みにも注意!) |
7. ユニットから、CPUを保護している金属カバーをはずします。 写真の指でつかんでいる部分に、ストッパーがありますので、やや外に広げるような感じで引っ張ると簡単に外れます。 |
8. 上に見える銀色のプレートは放熱板です。この直下にCPUがあります。 その手前側が2インチのメモリー・モジュールです。 メモリー増設を全くしていない場合(2インチモジュールのみを交換する場合)は、このスロットが空いているはずですので、この状態で増設作業ができます。 今回は裏側の1.05インチモジュールも交換するので、CPUとメモリー・モジュールが載っかっているボードを外すために、放熱板を押さえている金具を外します。 ちょっと固いのでマイナスドライバーでこじるようにすると良いです。 |
9. CPUボードを外します。 2枚ボードが見えると思いますが、上の方はメモリーなので(2インチモジュールがすでに増設されている場合)奥の方のボードにマイナスドライバーを引っかけて、少しずつ持ち上げていきます。 くれぐれも、他の金属部分に触れないように、基盤そのものを傷つけないように慎重に作業を行ってください。 |
10. CPUボードが外れると、こんな感じになります。 手前側に2本のスロットが見えますが、この部分がCPUボードと繋がっていた部分です。 |
11. 外したCPUボードです。(写真左側がオモテ。右側がウラ) 放熱板は乗っかってるだけなので、簡単に外れます。 無くさないように注意してください。 写真上側、ボードの端に2つのツメがありますが、これはCPUボードを固定するために設けられている部分なので、ロジックボードから外してしまうときに、どのように付いていたか見ておくこと。 |
12. 放熱板を外すと、こんな感じ。 表側が2インチのメモリースロットになっています。 メモリーは両脇のストッパーを、やや外側に押し出すようにして、持ち上げてから斜めに引き抜くと外れます。 付けるときは、スロットに斜めに差し込んでから「カチッ」と音がするまで倒し込んでやります。 |
13. 裏側に1.05インチのメモリースロットがあります。 水平方向にひっくり返すと、メモリーの差込方向が上記の説明と逆になるので注意して下さい。 |
とはバラしたのと逆の手順で組み上げるだけです。 電源を入れて、[アップルマーク]→[このコンピューターについて]を選んで、内蔵メモリが増設分だけ上がっていれば大成功です。 もし増えていなければ、メモリー・モジュールがちゃんとはまっていないのかも・・・。 起動しない場合は、3つのコネクターがちゃんとはまっているか、CPUボードがちゃんとはまっているか確認してください。 CPUボードのコネクターはけっこう固いので、はめたつもりではまってないことがあるので、しっかり押し込んでください。 ただし、基盤を傷つけたり、メモリーモジュールの上から押さえてメモリーを破損したりしないように気を付けて下さい。 |
最後に・・・ という具合にやるのですが・・・ 開けてしまうと基本的にメーカー保証が効かなくなるので全て自己責任において実行してくださいね! (もちろん、このページを見てやってみたのに失敗した!という場合も、管理人は責任を取りませんよ〜) 分からない人、自信のない人はやらない!!これが基本です。 それと、メモリー増設の際にいつも話題になる「静電気」ですが、よっぽどのことがない限りあまり気にする必要はないようです。 事実、今回の増設の際に管理人が着ていた服は静電気の起きやすそうなフリースですが、全く問題ありませんでした。 帯電体質の人は事前にアースするなどして、一応対策をしておいた方が良いかもしれませんが、基本的に基盤の金属部分に触らなければ大丈夫ではないでしょうか? DViMac以降のものは、メモリー増設が簡単に出来るようになっているので(カバーをとったら、メモリースロットが見える構造になっている)こんな苦労をしなくても良くなっているはずです。 メモリーも安くなったので(←また最近高騰しつつあるようですが・・・)ここらでメモリー増設にチャレンジしてみてはいかがでしょうか? |
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