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Canon PIXUS MP630を買ってみた - セットアップ編 -
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よくある話ですが?
マックミニの初代機(CPU:G4/クラッシック環境有)が手に入ったのでG4/400AGPと入れ替えたら、周辺機器が全て使えなくなりました。
というか、G4にはSCSIカードをつけてアルプスMD-5000ほか余り物のSCSI器機でシステム構築してたから、ケーブル端末はもちろんカード増設が出来ないマックミニでは当然なんだけど・・・。
そんなわけで、プリンターとスキャナーくらいは付けておきたいなと思い、紆余曲折の末「複合機を買おう」という結論に至りました。
性能的にはバラで買った方がいいのは分かってるんですが・・・予算的なものとかスペース的な都合とかありまして・・・。

そんなわけで、いつもの楽しい時間です!
今回は「DVD/CDレーベル印刷ができる機種」という縛りを設けたので、候補は以下の4機種。
Canon MP980とMP630。EPSON EP-901AとEP-801A。

無線LANとかネットワークプリンター機能はいらないな〜と思っていたので、それぞれ上位機種の[Canon MP980]と[EPSON EP-901A]は早々と候補から外しましたが・・・
最後まで[Canon MP980]だけスキャナーのセンサーがCCD方式なのが気になりました。

CCDはCISに比べて被写界深度(ピントの合う範囲)が深く、画質面でもCISよりも有利という特徴がありますが、画質面では近年CISがCCDに追いついてきてほとんど変わらないと言われていますし、
オマケ程度に付いているスキャナーのセンサーが少々良くなったところで、作り込まれた単機能機に勝ることがあるだろうか?と思い直し、落としました。
もちろん仕事用マックには旧式ながらハイエンドスキャナーが付いていますし、
今回の購入では「読めたら良い」程度の気持ちだったというのもありますが・・・。

迷ったら・・・
と、エプソンのカタログにも書いてある通り、両社の売れ筋「とりあえず何でも出来る」モデルが残りました。

実はこの時点で[Canon MP630]にしようと80%決めているのですが・・・
気になるのはインクの数が[Canon MP630]がCMYK4色+顔料BK1色の計5色で、[EPSON EP-801A]はCMYK4色+PM+PCの計6色だということ。
ノズル解像度では[Canon MP630]が上ですが、エプソンの写真印刷には定評があります。
また、DVD/CDトレイが[EPSON EP-801A]では内蔵式というのも最後まで惹かれました。

結局、機械の構造は単純な方が使いやすいという鉄則と、
手軽に使えるインクコストを考えて印刷品質は多少犠牲になっても良いと割り切って[Canon MP630]に決めました。

買ってきたら、真っ先に備品の確認をしましょう!
USBケーブルは付いてないと思い込んでましたが、ちゃんと入ってました。

梱包を解く

発泡スチロールは上と下で本体をサンドイッチしてるだけなので、
箱を積み重ねた時に本体に荷重がかからないように四隅に丸巻が入っています。これってエコ?
本体はビニールでグルグル巻きです。
確かにゴミ容積は減らせますが・・・回収する仕組みを作らないとリサイクルにならないよ〜。
1.
ここからはオレンジのテープ地獄です。まず、ビニールを止めている真ん中のヤツから取りましょう。
2.
透明の保護テープも忘れず剥がしましょう。これは取らなくても使えるけどね・・・。
3.
天板裏に付いてるコレを忘れずに!これが付いてるとインクの交換ができません。
4.
このポッチが飛び出ていると、スキャナーの下にアクセスできないわけです。
5.
排紙トレイを固定しているテープは、とりあえず・・・
6.
持ち上げるだけ。無理に引っぱっても取れません。なぜかというと・・・
7.
6のテープはスキャナーを持ち上げないと取れません。
因みに銀色の袋の中にはプリンターヘッドが入ってます。
8.
フタを一旦閉じて、スキャナー本体と一緒にガバッと開くと・・・
9.
プリンター部分が見えてきます。6のテープはこんな奥まで繋がっていたのですよ。
右奥に見える固定用の発泡スチロールも忘れず取りましょう。
これで全ての梱包用テープを取り終えました。
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プリンターヘッドの取り付け

一旦フタを閉じて、電源ボタンを押します。しばらくすると・・・
「プリントヘッドを装着し、インクタンクをセットしてください」と出るので、再びフタを開けます。
銀色の袋からプリンターヘッドを出します。
オレンジ色のものは保護部品なのでベロの付いている方から取ります。
写真だと左から右へひねる感じ。
緑色の基盤部分と赤茶色のヘッド部分には絶対に触らないように!
不具合の原因になる場合があります。
ヘッドを固定するガイドを持ち上げておきます。
バネがかなり固いので様子を見ながらゆっくり上げましょう。
基盤を奥にしてヘッドをはめ込みます。
ガイドで固定するので「置く」という表現が正しいかも・・・。
最後にガイドを下ろしてヘッドを固定します。
ガイドが降りなかったら、無理せずヘッドの位置を確認しましょう。

カートリッジの装着

キャノンのインクカートリッジは、オレンジ色のフタをひねって引きちぎってから使う構造になっています。

固定用の爪が4つあることがわかります。
手前に見える基盤はインク残量を積算するチップです。

ヘッドに装着します。カートリッジに内蔵されているLEDが点灯すれば正常に装着できています。

ヘッド位置調整
以前はヘッド位置調整するために、まずパターンを印刷して、その中から精度の高い位置を選択してプリンターに覚えさせるというやり方が一般的だったと思うのですが・・・最近は、なのかは分かりませんが、この機種は自動でやってくれます。

カートリッジを装着し、フタを閉じるとヘッドクリーニングが自動的に始まります。約6分待つのだ・・・。

クリーニングが終わると「ヘッド位置調整が必要です」とでるので、指示に従って準備します。

ヘッド位置調整には同梱の専用紙を使います。

背中側の給紙トレイに専用紙をセットして「OK」ボタンを押すと、自動的に始まります。
約7分待つのだ・・・。
このようなパターンを印刷し終わったら位置調節は終了。

これでようやくプリンターが使えるようになりました。写真を撮りながらだから、たぶん30分くらいかかってます。

総括
とりあえず今回はこれで終わり。
このCanon MP630ではいろんなことができるので、追々試してその都度レポートにしていきたいと思います。
ザックリした感想としては、プリントは4色機にしては階調豊かでとてもキレイだし、スキャナーもそんなに悪くないと感じました。
ただし、パソコンを繋がなくても単独でプリントできたり、スキャンできたりもできるもんだから、従来の単機能製品よりは操作が複雑・・・この辺はまたの機会に詳しく。

しかし、ホームユースならこれで十分楽しめるわ〜!

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